その御手洗会長が後任の人選に苦労の末、次期会長職を住友化学の米倉氏にすることに内定させたという。今の季節はどこの会社も人事異動の季節だから経団連会長職も前年末までに決まるのが通例だというのだから、今回はさぞかし苦労し、慌てたに違いない。
報道記事によると、御手洗会長はパナソニックの中村氏であれば、現政権とも人脈があり、自分が抱えている難問もこの人であれば解決できると思った意中の人だったらしい。しかし、固辞され引き受けてもらえなかった。捨てがたかったこの案も断られれば、他へお願いするしかないが、その後の人選作業も簡単に進まなかったらしいl。
このように御手洗さんを窮地に落としたのは、かような経済状況の悪化で各社も経済界へ力を注ぐ余裕がないとの記事の指摘どおりであるし、思うに、今の政権が経済会とのパイプを重視しておらず、メリットもない仕事は負担したくないというのはよくわかる気がする。これも新政権になった影響なのであろう。